日本では、本格的に着物が流行したのは江戸時代ぐらいからになります。現在見ても非常に華やかなものですが、ある程度技術が成熟してしかも高級なものを扱えるほど豊かな時代にならないとこのようなものが完成されることはありません。そのように考えると、経済的にはある程度安定していた江戸時代に流行する理由がわかってくるでしょう。現在のように、各都市が密接につながっていたわけでもなくテレビなどもなかったためそれぞれ地方で独特の着物がつくられていたのが当時の時代の背景にあります。つまり、同じ関東地方でも数カ所で違う種類の着物が販売されておりそれぞれ違う魅力を持っているのが特徴になります。
一方で、東北地方や沖縄地方として九州地方などでも様々な生き物が発売されましたが少し独特な着物の一つとしては沖縄県にある宮古上布になります。宮古上布との名前からわかるとおり宮古島で生産された着物をいます。宮古と呼ばれる地名は東北地方の岩手県にもありますが、そちらの方の着物とは少し異なりますので間違えないように注意をしましょう。宮古島は沖縄本島から離れており、西側の方に向って台湾のほうに近づいて行くとあるきれいな島になります。なぜそこで着物が盛んにつくられたかはわかりませんが、少なくとも現地で生産できる麻などが手に入ったがでしょう。そもそも着物の素材となるものの一つは、寒い地方ではなかなか手に入りにくいものが多く暖かい地方で手に入る素材で作っていたことをから南の方の島で生産されていることが多くあったわけです。
この着物の特徴は、女性が着る物よりも夏の間に着る涼しい着物としてのインパクトが強いです。特に男性が着る黒っぽい浴衣のような着物はこれにあたります。例えば呉服屋を主人が来ている着物をイメージしてもらうと分かりやすいですが、それが代表的な宮古上布の一つです。
歴史的にみると1580年代に出来上がったとされておりそれが成熟して現在につたわっていることになります。もちろん作り方としてはすでに江戸時代の段階である程度成熟されておりその作り方が現在につたわっているといった方が分かりやすいでしょう。この地域は、薩摩藩ではなく琉球藩として成立してきましたが薩摩藩に対する貢納品として活躍した歴史も存在しています。
現在購入するとどれぐらいの金額になるといえば、ピンからキリまでさまざまなものがありますが平均的には\80000から\150000ぐらいの金額隊が設定されています。なぜそれほど高価なものになりやすいかといえば、これは特定の着物以外でも同じになりますがやはり一つ一つが手作業で作られているからです。現在の洋服のように、工場で機械的に作ってしまえば1枚\500から\1000程度の購入することができますが、人力でつくるため着物の場合には大量生産が困難になります。そのため、一つが非常に高価になるわけです。大量生産できないのは、やはり細かな部分に関しては人間の手でないと作り込むことができないのが理由になっているでしょう。
このようなものを中古市場では高く販売しているのもポイントです。もし買い取りショップなどに宮古上布を持っていくとどれぐらいの金額になるかといえば、\100000前後で買い取ってくれることが多いです。それだけの金額になるのは一定の条件があり、着物がきれいな状態になっていることです。もう一つ重要な条件としては、まだ誰もその着物にそでを通していない未使用品なことです。もし一度でもそれを通してしまった場合には金額が半分以下になってしまうこともありますので注意をしなければなりません。汚れてしまっている場合やカビが生えてしまっている場合にも極端に金額が落ちることもありますので要注意です。