日本の伝統的な着物文化は非常に華やかなものとなっています。わざわざ外国人が日本に来て着物を着ようとしますが、これは日本特有の伝統的な文化だからと言えるでしょう。しかも、見た目が世界の着物と比較してもかなり華やかなものとなっています。もちろん金額も最近販売されている洋服とは異なりひとケタ違うほどですが、それでも購入する人がいるのはやはり大きな魅力がそこにあるからといえます。
着物にもさまざまな種類がありますが、比較的有名なものとして大島紬と呼ばれるものが存在しています。大島紬とは、奄美大島で産出されている紬で作っているものです。もともとこの地方には着物を作る文化があり現在でも一部の地域で着物を作っていますが大島の産業の一つになります。独特の煮だし多くない外ではなかなか作ることができないような特徴的な色合いを出すのがポイントになります。そのため、本州ではなかなか作ることができない着物としてブランド化することができるようになりました。どれぐらい前からつくられていたかは明確ではありませんが少なくとも江戸時代の段階ではつくられていたことがわかります。そうだとすれば、400年から500年程度の歴史があることが理解できるところですがその伝統がいまだに続いていることは称賛に値するでしょう。
大島紬は比較的高く取引きされている理由があり、それはあまり手に入れることができないからです。もともと特定の地域でしか販売されていないこともある一方で、手作業で行っているため大量の生産をすることはできません。そのため、成人式などのレンタルで使っている着物では見かけることは少なく、個別に購入して手に入れるほかはないでしょう。
では、すでに大島紬を持っており、これを買い取り業者に販売するとすればどれぐらいの金額になるか気になるところです。定価としては、\30000から\50000ぐらいが平均的なものになりますがこれらを販売した場合には新品のものでも1割引きさらに割引ぐらいで売却することができるようになっています。新品といっても、完全にきれいな状態で一度でも人が着ていないことに価値があります。
着物の場合は、ブランド物のバッグなどと異なりそれほど流行と呼ばれるものがありません。例えば同じ買い取りでもブランド物のバックの場合には、その年に新製品が発売されたとき翌年にはすでに新製品ではなくなっているため価値が下がっているものです。例えば2018年版が販売された場合には2019年になっていると一気に価値が落ちてしまいます。なぜなら、2019年には2019年の新色や新しいデザインが発売されるためです。そうすると1年前のものをわざわざ欲しがる人は少なく需要自体が一気に落ち込みますので当然ながら供給量も少なくなります。業者からすれば、わざわざ供給量が少ないものを手に入れて高く購入することはなくなるでしょう。そうだとすれば、1年で価値が落ちてしまう点がポイントですが着物にはそのようなことはほとんどいません。
伝統を大事にしていきますので多少は形を変えていくものの、1年前や2年前に販売されたものでもきれいな状態ならばそれなりに価値があると判断されるわけです。このように考えれば、少し古くてもきれいな状態ならばそれなりの金額で買い取りしてくれる可能性が高くなることが理解できます。逆に、少しでも汚してしまったり破れてしまった場合には一気に価値が落ちるため買い取り金額は期待しない方がよいです。半額どころではなく定価の1割程度の金額でしか買い取ってくれないか、全く買い取ってくれないようなことがありますのでその点の覚悟が必要です。